西日本豪雨の原因は地球温暖化 身を守るには?
2018年07月12日 22:11
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岡山県倉敷市真備町地区に、
濁流が住宅街に押し寄せてきた。
真備町地区では高梁(たかはし)川の支流で
5カ所の堤防の決壊が
確認されたそうだ。
こうした決壊の原因として
専門家は、「バックウオーター現象」である可能性があると
指摘している。
「バックウオーター現象」とは、
豪雨などで川の本流の水位が上昇して
本来、本流に流れ込むべき支流の水が、
壁にぶつかるように
流れを阻害され、行き場を失って
あふれ出す現象を指す。
原因は地球温暖化が一因
気象庁は過去最多となる11府県に対して、
大雨特別警報を出した。
大雨特別警報は「50年に1度」の異常気象を基準に
発表されるもので、
昨年の九州豪雨に続いて、
福岡県では2年連続で発表されたことになる。
豪雨災害が起きるたびに、
これまで、自治体は、
堤防や砂防ダムなどの整備に努めてきたが、
このような豪雨が
突然起き、被害を受けた方々も多出ている現状では、
こうしたハード面の対策には限界がある。
「異常」が、“日常”になりつつある現在、私たちは
一体日頃、どう命を守れば良いのか?
地球温暖化説に専門家の意見は?
福岡大の守田治客員教授(気象学)は、
「気温上昇で空気中に蓄えられる水分量が増えることや、
大気の状態が不安定になりやすくなることなどから大雨が降りやすくなっている」と
地球温暖化を原因に挙げる。
そのメカニズムは、温暖化によって空気中に蓄えられ
水蒸気の量が増える。すると降雨の回数は少なくなる一方、
ひとたび雨になると降水量が増えるという意見である。
西日本に豪雨、甚大被害の原因は
死者200人を超えたと夕方のニュースで流れていましたが、
逃げ遅れも原因の一つと考えられます。
東京女子大の広瀬弘忠名誉教授(災害心理学)は
「人間は『自分だけは大丈夫』という心理が働きがち。
普段から自宅周辺の地形や避難所を確かめ、万一の行動を想定し、
警報などに敏感に反応することが大事だ」と指摘する。
佐賀大の大串浩一郎教授(水工学)は
「自分が住む場所の危険性を認識した上で、豪雨をもたらす雨雲が来る前に、
あらかじめ避難場所を把握し、実際に行動に移すようにすべきだ」と、
自治体と住民の意識改革を促している。
濁流が住宅街に押し寄せてきた。
真備町地区では高梁(たかはし)川の支流で
5カ所の堤防の決壊が
確認されたそうだ。
こうした決壊の原因として
専門家は、「バックウオーター現象」である可能性があると
指摘している。
「バックウオーター現象」とは、
豪雨などで川の本流の水位が上昇して
本来、本流に流れ込むべき支流の水が、
壁にぶつかるように
流れを阻害され、行き場を失って
あふれ出す現象を指す。
原因は地球温暖化が一因
気象庁は過去最多となる11府県に対して、
大雨特別警報を出した。
大雨特別警報は「50年に1度」の異常気象を基準に
発表されるもので、
昨年の九州豪雨に続いて、
福岡県では2年連続で発表されたことになる。
豪雨災害が起きるたびに、
これまで、自治体は、
堤防や砂防ダムなどの整備に努めてきたが、
このような豪雨が
突然起き、被害を受けた方々も多出ている現状では、
こうしたハード面の対策には限界がある。
「異常」が、“日常”になりつつある現在、私たちは
一体日頃、どう命を守れば良いのか?
地球温暖化説に専門家の意見は?
福岡大の守田治客員教授(気象学)は、
「気温上昇で空気中に蓄えられる水分量が増えることや、
大気の状態が不安定になりやすくなることなどから大雨が降りやすくなっている」と
地球温暖化を原因に挙げる。
そのメカニズムは、温暖化によって空気中に蓄えられ
水蒸気の量が増える。すると降雨の回数は少なくなる一方、
ひとたび雨になると降水量が増えるという意見である。
西日本に豪雨、甚大被害の原因は
死者200人を超えたと夕方のニュースで流れていましたが、
逃げ遅れも原因の一つと考えられます。
東京女子大の広瀬弘忠名誉教授(災害心理学)は
「人間は『自分だけは大丈夫』という心理が働きがち。
普段から自宅周辺の地形や避難所を確かめ、万一の行動を想定し、
警報などに敏感に反応することが大事だ」と指摘する。
佐賀大の大串浩一郎教授(水工学)は
「自分が住む場所の危険性を認識した上で、豪雨をもたらす雨雲が来る前に、
あらかじめ避難場所を把握し、実際に行動に移すようにすべきだ」と、
自治体と住民の意識改革を促している。